金魚と水草の関係とは?
金魚を飼うときに必要なものとして、水草を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。
水草はホームセンターで簡単に買うことができますし、金魚にとっての産卵場所や非常食になります。
そしてなにより、水槽内の見栄えがかなり良くなります!
しかし水草の種類と取り扱い方を知らないと、せっかくの水草が枯れてしまったり、最悪の場合、金魚が死んでしまう事もあります。
そういったことを未然に防ぐために、本記事では代表的な水草の種類とその取り扱い方をご紹介します。
代表的な水草と取り扱い!
1. アナカリス
別名「オオカナダモ」とも言われ、金魚の産卵床になります。
新芽は金魚に食べられてしまうこともありますが、繁殖力が強いため、光を多く当てれば早く成長します。
それだけでなく、光や二酸化炭素が少ない環境でも育つ丈夫な水草なので初心者にも扱いやすいです。
アナカリスは水に浮きやすいので、ホームセンター等で売っている水草固定材などを使って、砂利に固定するようにしましょう。
2. カボンバ
別名「金魚藻」とも言われ、こちらも金魚の産卵床になります。
アナカリスよりも安価で葉が細いのが特徴で、ちゃんと育てるのは難しいです。
比較的金魚に食べられやすい水草なので、他の種類の水草を守るために使われる事もあります。
水草を金魚の非常食として使いたい方にオススメです!
こちらも水に浮きやすいので、水草固定材などを使って砂利に固定するようにしましょう。
3. マツモ
マツモは、アナカリスの繁殖力と丈夫さ、それからカボンバのような細い葉という、両方の性質をもった水草です。
アナカリス・カバンボに比べると若干値段が高く、流通量が少ないので、近くのホームセンターで取り扱っていない場合はインターネット等で購入することをおすすめします。
環境適応能力が非常に高く、水槽に入れるとすぐにその水槽の環境に適応して成長をします。
金魚が好んで食べる水草でもあり、とても早く成長するため、一番オススメする水草です!
水草を入れる前の注意点
購入した水草には、重しとして鉛がついていることがあります。
この鉛が水中に溶け出すと金魚の健康を害することがあるので、必ず鉛は外してから水槽に入れるようにしましょう!
また、購入した水草に害虫が付いていたり、「無農薬」の表記が無い水草には残留農薬などが残っていることがあります。
なので水草を購入したらすぐ水槽に入れるのではなく、水道水で洗ってから入れるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は比較的ポピュラーな水草を紹介しました。
今回紹介した水草のほかにも、浮き草タイプのものやコケ類、分厚い葉をもったタイプのものなど、様々な種類があるので、それらは別の記事で紹介します。
水草も植物なので、日光が当たらない場所に水槽を置いておくと水草が水中の酸素を使ってしまい、金魚が酸欠になってしまうこともあります。
なので水槽は出来るだけ日光が当たる場所に置くようにしてください。
正しい知識を身に付けて、金魚に優しく、芸術性も高い水槽を目指しましょう!
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