水草って本当に必要?
前回の「一人暮らしのペット!金魚が食べる水草の植え方、育て方」では、代表的な水草を紹介しました。
しかし水草が無くても環境が整っていれば金魚は育つため、水草は必要ないとおっしゃる方もいるでしょう。
「水草は入れたほうが金魚は元気に育つ!」
「いや、入れなくても俺の金魚は元気だ!」
こんな事が起こらないためにも、本記事では水草の役割と、メリット・デメリットについてご紹介します。
水草の役割とは!
水草を使うということは、必ずメリットとデメリットがあります...がその前に、水草の役割について簡単に知っておきましょう。
水中の酸素濃度を上げる
いわゆる「光合成」というやつで、水中の二酸化炭素を酸素に変える働きです。
注意点ですが、水草も呼吸をするため、暗い場所に水槽を設置している場合は、酸素を吸収して二酸化炭素を出します。
そうなると金魚が窒息死してしまうことがあるので、水草を入れるときは日あたりの良い場所に水槽を置くようにしましょう!
金魚の食べ物になる
これは前回の記事でも紹介しましたが、金魚の非常食やおやつとして用いる場合があるほどです。
金魚はもともと草食性の強い魚なので、水草があったほうがより自然に近い環境かも知れません。
注意点ですが、水草の種類や金魚の食べ方によっては水槽内が食べ散らかした水草で汚くなってしまうことがあるので、こまめに掃除をしてあげる必要があります。
金魚の隠れ場所や産卵床になる
水草があるということは、隠れ場所があるということなので、金魚はリラックスできます。
また金魚を増やしたいと考えている場合は、水草は必要不可欠です。
注意点ですが、金魚は繁殖期になると水草にバンバン卵を産み付けます。
金魚を増やしたくない方は、金魚が卵を産みつけにくい水草を選ぶ必要があります。
水槽内の水質の維持
金魚の排泄物やエサの残りなどからは、金魚にとって有害な硝酸塩やリン酸が出ます。
一方で水草は、そんな硝酸塩やリン酸を栄養素に育ちます。
なので水草はあるだけで、水質を安定させることができます。
まとめ
水草についてのメリット・デメリットをまとめるとこのようになります。
メリット
・水質の安定 (酸性の強さや酸素濃度等)
・金魚の非常食になる
・金魚がリラックスできる
デメリット
・金魚が窒息死するリスク (日光が当たればリスクは0)
・金魚が散らかすので掃除が大変になることもある
・金魚が勝手に卵を産んでしまう可能性がある
いかがでしたでしょうか。
金魚を飼うときに水草は必ず必要なものではありませんが、私個人としては、メリットの方が大きいと思うので水草を使うことをオススメします!
正しく知って、楽しい金魚ライフを送りましょう!
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