一人暮らしで和室を選ぶメリットとデメリット
一人暮らしで部屋を選ぶときに、和室がある間取りを検討したことがあるのではないでしょうか。
フローリングのおしゃれな部屋が好きな人が多いためなのか、数年前は和室よりフローリングの方が人気があったため、大家さんが和室からフローリングにリフォームするケースも多かったようです。
ですが近年、和室の良さが再認識されてきており、密かに和室の人気が上昇しているようです。
和室の一般的なイメージ
和室といえば畳の部屋ですが、世間一般は畳についてどのようなイメージをもっているのでしょうか?
畳は日々の掃除やメンテナンスが大変そうとか、畳が日焼けしたり傷付けてしまったら退去時に高額な費用を請求されるんじゃないかとか、面倒というイメージを抱いてる方が多いのではないでしょうか?
本記事では、和室を選ぶメリットとデメリットをご紹介し、和室を上手く使う方法をご提案します。
和室のメリット
1.香り
まずは香りです。和室に入るとい草のいい香りに包まれます。和室の一番の特徴は、やはりこの香りです。
香りは人間が受ける印象の中でも大きな要素の1つです。
特に新品の畳のい草の香りはとても良い香りですよね。
2.クッション性
フローリングとの違いはクッション性ではないでしょうか。
い草の中に多くの空気が詰まっているため、このクッション性が生まれます。
仮に子供が転んでもフローリングよりも怪我の可能性が低いため安心ですし、足音も吸収してくれます。
3.抗菌性
畳はO-157に対する抗菌性もあることをご存知でしたか?
畳は抗菌性が高いので清潔さでも優れています。
4.断熱性・保温性
空気は熱を伝えにくい性質があります。
クッション性で書きましたが、い草の中に多くの空気が詰まっているため、夏は断熱性が高いため、ひんやりと涼しく、冬は保温性が高いため、ほんのり暖かいです。
この特性を生かすことで冷暖房費用の削減になるでしょう。
デメリット
1.定期メンテナンスが必要
畳を長持ちさせるためにはコマメにメンテナンスする必要があります。
具体的には以下の作業が必要です。
・半年に一度、日干しして湿気とホコリを追い出す
・新品から2年経過したら、裏返し作業が必要
・また2年経過したら、表替え作業が必要
2.汚れが落ちにくい
コーヒーなどの液体をこぼすと、い草の間に染み込んで、最悪の場合、染みになってしまいます。
また、長期間重いものを置いておくと、跡が残って汚れてしまいます。そしてこの汚れが落としにくい・・・
3.変色してしまう
ずっと日光が当たっていると日焼けしてしまいます。
また、年月が経過して古くなると色が緑から黄色くなってきます。
4.カビが生えてしまう
部屋の環境にも左右されますが、湿度が高すぎたり日当たりが悪すぎると、カビてしまうことがあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
和室は面倒な一面もありますが、クッション性や断熱性・保温性など、メリットもあります。
近年はフローリングの上に敷くタイプの畳など、お手軽に畳を楽しむスタイルもあります。
日本古来の文化を継承していくことも大切です。
畳のメリット、デメリットを考えてお部屋を選んでいただけたらと思います。
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